縄文、家紋
シンカ紋
MISSION DESIGN
SHINKAMÖN|シンカ紋
「SHINKAMÖN|シンカ紋」とは、「縄文の紋様」をデザインのはじまりと考え、「平安〜江戸の家紋」へと引き継がれたわたしたちの美意識というものを、現代に生きるものとしてさらに進化を試み、今後100年以上使い続けられる耐久性を持ったシンボルとしてデザインされたものである。
What We DESIGN
Year of Creation
Co-Workers
iiYÖU
ii | Concept & Design
- MISSION
- CONCEPT
- FUTURE SYMBOLS
MISSION
未来を照らす
“MON”として古代より人間は信仰の依代として、その思想を視覚化したカタチを創造し、共に生きてきたと考えています。
シンボルをデザインする行為は、わたしたちに刻まれた「核」のようなものではないかと思います。CONCEPT
SHINKAMÖN|シンカ紋
シンボルが意味を持ったデザインとして現れるのは、縄文時代の土偶や土器に描かれた「紋様」からはじまる。縄文の紋様は、言語のまだ無い時代に、より多くの人たちへと「想い」を共鳴させるデザインとして機能していたものである。
その紋様は、平安時代に生まれ江戸時代に広がり、現代にまで続く「家紋」へとつながっている。 「家紋」は、平安時代では家の識別という利便性をもった記号として生まれたが、戦国時代には敵味方を判別したり、勝負にこだわる縁起のいいものが喜ばれたりしていた。 江戸時代では、まだ苗字を持たぬ町民たちのものになった。苗字より先に家紋という紋様が自らのアイデンティティであった。その仕様はバリエーションがふえ、さらに美しく楽しくそして完成度は、どれもとても高いデザインであった。
縄文〜江戸と続いた「紋様」という先人から受け継ぐものを、現代から未来へとつなぐ。
自分たちの「想い・ヴィジョン」といったものを「紋」に込め、生きる道を照らす月のような道標として常に傍らに存在しているもの、それが「SHINKAMÖN|シンカ紋」のコンセプトです。FUTURE SYMBOLS
視えてくるストーリー
シンボルをデザインする時に、そのフォルムは何を意図し、何から創られているのか?という思考が働く時はそのシンボルのモーションと共に考えていることが実は多い。
であるならば、完成形である静止画像とモーションを平行にデザインを行ったらどうだろうか、と実験的にはじめた試みでもある。この行程にはストップとモーションといった双方の視点による、相乗効果というものがあり、またそのカタチに新たに息吹をあたえ、そこからさらに視えてくるストーリーも生まれ、まさに生きている「魂」あるシンボルへと昇華していると感じる。