イーヨウです
iiYÖU ?
iiYOUで
イーヨウです
イーヨウとは、OK といった肯定・受容の言葉であり、また口語でも「いいよ!」と日常で普通に使われているコトバです。
このイーヨウというコトバは、そもそも相手(YOU)がいないと存在しないものであります。わたしたちの仕事は、伝えるべき相手があってはじめて成立するものという考えが核にあり、イーヨウのロゴマークは「人間と人間がつうじ合うと、そこには自然と笑顔が生まれる」という想いをデザインにしたものです。
そして、人間に、社会にとって【いい】と思えるものをイーヨウは、創りつづけていきたいと考えております。
iiZUKA KENGO
iiYÖU INC. – Director, Designer, Founder
ii + YOU
わたしは、基本「【いい】感じにする」担当としてクリエイティブ全域にたずさわっております。職種的にはクリエイティブ・ディレクターやアートディレクターやらデザイナーやイラストレーターやら時にコピーも書いたりと、領域を自由に超え、何にでも首を突っ込んでおります。
iiYOUは、媒体・メデイア、形態・フォルムにこだわらずあらゆるものをデザインしており、仕事の進め方はプロジェクトの大きさや、仕様・内容により必要なチームをその都度つくります。
そしてたった一人で制作したものでも、自分以外のナニモノカ≒YOU(家族や、身近にいる人たちや、イーヨウのチーム、好きな人やモノ、本や、猫や、風や、天候や、気持ちや、、、)の存在なくしては、できなかっただろうという想いがあり、ひとりでも、何人でも制作者のなまえは iiYOU としています。
そういった考えは音楽からの、しかもバンドの影響が大きいのかなと思います。作詞作曲はしても、アルバム発表はバンド名で出す、みたいな感覚でしょうか。自分も10代の頃はバンド活動に明け暮れていて、結果的には音楽的な才能の無さには早々に見切りはつけましたが、、。
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iiYOUの制作を時にサポートしてくれているメンバーです。
[ micad ] Takahashi Mika
ミ(美)を加える担当
Art Director, Designer, Web Director
[ digimaric ] Nakaya Mari
ま(間)をつくる担当
Technical Director, Programmer
[ kuma ] Kumagai Akira
クマなく見わたす担当
Planner, Project Manager, Producer
[ ara ] Arai Noboru
アラ!いいねをつくる担当
Art Director, Technical Designer
[ usu ] Usukura Fumihito
Designer, Movie editor, Manga Artist
彼らは個々にでも活動しており、同じクオリティの目線を持った頼りになる人たちであります。
AWARDについて
わたしは基本独学でデザインを学びました。正式な教育も師匠もいなく、いわばアウトサイダー・デザイナーみたいなものです。若かりし頃は、いったいの自分がデザイン業界や、一般社会や、またまた世界の中でどこら辺りに存在しているのか?自分でよく分かりませんでした。デザインという仕事の中では、競泳や陸上競技のようにはっきりとしたタイムがある訳でもないですし。
その指標を確かめるものが「賞を獲る」ということでした。特に世界的なコンペというものはとてもエキサイティングで、言葉も通じず、審査員で日本人が幅を効かせておらず、誰も自分のコトなど知らない中に放り込まれるアウェイ感満載で言い訳無用なものこそ、挑戦する価値があっていいと思いました。
余談として、トロフィーはTOYとして、オブジェとして欲しかったので(欲しくでも売っていない)それが欲しかったのもあります。なので、トロフィーのデザインがイケてないアワードには興味がわきませんでした。
今まで受賞した中でも印象に残っているものとして、いくつかあります。
日本初のWebブランドサイトでのカンヌ広告祭・サイバーライオン受賞。
shu umemuraさんより、ブランドサイトを世界に向け、かつ日本で一番となる初めてものを創りたい。と、抽象的、無理難題に思える命を受け、無我夢中で制作したWebサイトでした。完成した作品のコトバを超えたコミュニケーションは、海外の人にも届くであろうといった確信もありました。
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広告批評 2002年新聞広告ベスト1。
映画公開の当日に、新聞15段全面に「完成台本」を全て掲載した広告。
周囲の反対を押し切って、がしかし山田洋次監督は理解を示してくれてGOに。
広告批評は、いきなり事務所に電話がかかってきて、取材をしたいと。そんでもって順位などは掲載をお楽しみにと教えてくれない。審査員に是枝裕和監督もいらっしゃったなぁ。確か。と、こちらはエントリーしていないのに勝手に選んでくれる賞という存在に感動した記憶があります。
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WebDesigning 年間Webベスト1
ビットくんなる1ピクセルの集合体のキャラクターを創り、マス広告とは程よい距離感のある、好き勝手にブランディング・サイトを制作。毎回、KDDIの宣伝部のグループリーダーの方との打ち合わせも楽しかった記憶があります。この賞も勝手に選んでいただいたもので、このサイトは、カンヌなど他のAWARDでもいくつか受賞するのですが、この賞が一番うれしかったですね。
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といったものがあります。その後、自分自身だんだんと賞に対しての想いが変わってきまして、以後は自分からはエントリーすることはなくなりました。
MISSIONとしての
DESIGN
デザインとは「世のため人のため」という想いがわたしにはあります。
そして、一生涯、カタチはどうあれ「デザイン」というものに携わって生きていくんだという予感があり、デザインという仕事は、自分の使命、すなわち「MISSION」だろうと考えております。
縄文時代の土偶(写真は大好きな五所川原の岩偶)だって、アレは縄文人の誰かが、好き勝手に創ったんだじゃなくて、明確なミッションのもと、誰かに「あなたに創って欲しい」と頼まれて、それを受け、想いを込めて創られたデザインだろうとと想像しています。さらにそれが何千年も遺っていても、現代の人間たちともつうじ会えるコトができるなんて、まさにこれこそ「THE MISSION DESIGN」だと想います。
iiYOUでは、DESIGNのMISSIONを二つのフィールドで考えています。
ひとつは、MISSION DESIGN。
「世のため人のために」のデザイン。
それは、イーヨウの使命としてのデザインであり、そのはじまりは、どうしようなくナニモノカに呼ばれた、人生に深く関わってきたことでもあります。
その中枢には、縄文。アウトサイダー・アート、アール・ブリュット。アフリカン・アート。などが存在している。
そして、CO-MISSION DESIGN。
「世のため人のため」を共に。
誰かに呼ばれ、頼まれたのがきっかけで、共に使命を分かち合い共鳴するデザイン。それは、同じ方向感をもった人たちに、イーヨウにできる最大限のフォースで協働するものです。
時にそれは未だカタチの無い、なまえも無いフワフワやモヤモヤとした想いを、言葉に還元し、方向を指し示し、デザインとして定着させることだったりします。
iiYOUとは、そんな想いからつくられております。