センス

美意識

センス<br>と<br>美意識

 

センスは、外に現れ。

美意識は、内に潜む。

 

センスは、すみやかに。

美意識は、ゆっくりと。

 

センスは、入口。

美意識は、出口。

 

センスは、そのときに。

美意識は、いつまでも。

 

センスは、スマートな美しさ。

美意識は、マインドな美しさ。

 

センスは、例えるなら弥生土器。

美意識は、例えるなら縄文土器。

 

センスは、技術。

美意識は、思想。

 

センスは、シンパシーが要る。

美意識は、エンパシーが要る。

 

センスは、主観的な視点

美意識は、客観的な視点

 

センスは、見た目を変える。

美意識は、生き方を変える。

 


 

10年くらい前、仕事仲間の若い人と話をした時に「一番欲しいのはセンス」と言われ、さらには「どうしたらセンスよくなるんですかね?」とも聞かれ、その時に直感的に思ったのは「センス」ってそういうものではないんだよ。と、思いつつもうまいこと答えてあげられずモヤモヤだけが続いてた。

時が経ち、イマ改めて思うのは、

 

センスとは、つくるものではなく、見つけるもの。

 

向き・不向き、得意・不得意というものと同じで、自分がセンスよくできるものが、見つかるといいけど、そこはまだスタートラインでしかない。
たかがセンス、されどセンス。センスってそんなもので、あったらいいけど、そこに囚われて追いかけ続けると、より大切な本質を失う。

 

また、とあるクライアントとの社長との会話で、わたしが「デザインとは人格」みたいな事を言ったら「わたしは、売れるものをデザインしてもらえれば、その人がどんな人でも構わない。」と言われた。もちろん企業にとっての売れることは大事だけども、それが一番でいいのかと、そのモヤモヤを塩漬けにしたまま、これまた何年も経った。

時が経ち、イマ改めて確信できる、

 

美意識には、人格が伴う。

 

やっぱり、そこが一番大切なところでは無いだろうか。それは、どんな仕事をしていても、何をやるにしてもついてまわるものだと想う。
その美意識が成熟し身につくことにより「品格」といったものが生まれ出てくる、それは大樹のようなものなのか。

めざせ屋久杉、縄文杉。

イマ世の中に足りないもの
それは「美意識」だと想う。

美意識といった、数値化できない価値に価値を見いだせる人間に自分もなりたい。


ついでに「美学」ってものはこんな感じなのかな、副え木は人それぞれだけど (⊝.⊝)